すみなすものは
言葉なりけり
駄洒落で摑む
漢検1級

 
 


懈怠と思われるのは避けたい。

懈怠 | 《近世ごろまでは「けだい」》なまけること。おこたること。怠惰。


今日の9女の合唱会は翕如たる歌声で大変よかったね、母さん。
お父さん、花子は8女ですよ!

翕如 | [形動タリ]音律や声調などがよくそろっているさま。


明日9女が高校入学で、耿耿として眠れないな、母さん。
お父さん、だから花子は8女ですよ!

耿耿 | [ト・タル][文][形動タリ]気にかかることがあって、心が安らかでないさま。


イヴに予定があると出掛ける妻。今年も訝るイヴか…。

訝る | [動ラ五(四)]《古くは「いふかる」とも》疑わしく思う。怪しく思う。


春寒料峭の時期になった瞬間、了承を得ることができた。

春寒料峭 | 春になって寒さがぶり返し、肌寒く感じられるさま。▽「春寒」は春になってぶりかえした寒さ。「料」は肌をなで触れる意。「峭」は厳しい意。


炒めては食べ、食べては炒め、我々はその山の土筆を食べ尽くした。

土筆 | 早春に出るスギナの胞子茎。筆状で淡褐色、節にはかまとよぶ葉がつく。頂部から胞子を出すと枯れる。食用。筆頭菜(ひっとうさい)。つくづくし。つくしんぼ。《季 春》


鬼の霍乱」の読みを下の欄に書きなさい。
…よ、読みを書く欄がない。

鬼の霍乱 | 〔「霍乱」は暑気あたりの意〕 いつも非常に健康な人が,珍しく病気にかかることのたとえ。


彼は、鏘鏘と鈴を鳴らし、早々に帰りました。

鏘鏘 | 玉や金属が触れ合って鳴り響くさま。また、高く美しい音の響くさま。鏘然。


我が子より 紙撚が大事な 我が夫

紙撚 | 《「かみより」の音変化した「かうより」の音変化》細く切った紙をひねってひも状にしたもの。紙をとじたり細工物の材料とする。かんぜより。


「ご注文どうぞ。」
「兜が2、が2。」
「お会計182万円になります。」

鱟 | 剣尾綱カブトガニ科の節足動物の総称。カニではなく、クモ類の近縁。古生代からの現存種で、生きた化石といわれる。全長約60センチ。青黒く硬い甲をかぶり、半円状の前体、五角形状の後体および細長い剣状の尾部からなる。前体の下面に七対の付属脚があり、うち五対ははさみ状。後体の付属肢は六対ある。日本では一種が瀬戸内海・九州北西部に分布。7、8月に産卵がみられる。


いざ、躄らん

躄る | 座ったままで進む。立たないで、ひざがしらや尻をつけたままで進む。膝行(しっこう)する。


ハムを食む

食む | 食物をかんで食う。また、飲み込む。


軈て矢が手に刺さることになるよ、彼は。

軈て | あまり時間や日数がたたないうちに、ある事が起こるさま、また、ある事態になるさま。そのうちに。まもなく。じきに。


若乃花向けのの言葉。

贐 | 《「馬の鼻向け」の略》旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別(せんべつ)。


貴乃花向けのの言葉。

餞 | 《「馬の鼻向け」の略》旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別(せんべつ)。


1.けたい 2.きゅうじょ 3.こうこう 4.いぶか(る) 5.しゅんかんりょうしょう
6.つくし 7.おに(の)かくらん 8.そうそう 9.こより 10.かぶとがに
11.いざ(る) 12.は(む) 13.やが(て) 14.はなむけ 15.はなむけ



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