すみなすものは
言葉なりけり
駄洒落で摑む
漢検1級

 
 


サラサラの更紗。ベタベタの肌。  

更紗 | 主に木綿地に、人物・花・鳥獣などの模様を多色で染め出したもの。室町時代末にインドやジャワなどから舶載され、日本でも生産した。直接染料で模様を描いた描(か)き更紗や、型を用いて捺染(なっせん)したものなどがある。16世紀末のインドで極上多彩の木綿布をsarasoまたsarassesと呼んだところからの名という。印花布。花布。


ぼくのともだちは、のみです。

蚤 | ノミ目の昆虫の総称。微小で、雌は雄より大きい。体は左右に扁平。翅(はね)をもたず、後ろ脚は発達し、よく跳躍する。口は管状で、哺乳類のほか鳥類に寄生して吸血し、伝染病を媒介するものもある。ヒトノミ・ネコノミ・イヌノミなど。隠翅(いんし)類。《季 夏》


魔女に扮してフンする。

扮する | 他の人に似せてよそおう。特に俳優が、役の人物の身なりをする。扮装(ふんそう)する。


鷹に集るおじさんの群れ。

集る | 一つところにあつまる。よりあつまる。群がる。


カバを庇うおじさんの群れ。

庇う | 他から害を受けないように、助け守る。いたわり守る。


お弁当を残したのが見つかって、妻に撮み出されました。

撮む | 指先ではさむ。指先や箸(はし)などではさみもつ。


今朝、袈裟固めで妻に起こされました。

袈裟固め | 柔道で、あおむけに倒した相手の脇腹にのしかかり、その首と片腕を制して押さえ込む技。


綱引きのが切れたので、ツナで繋げてみてもいいですか?
…どうぞ。

綱 | 植物の繊維や針金などをより合わせて長くつくったもの。ロープ。


ここにいる鳥は概ねオウムね。

概ね | (おおむね)その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。


ここにいる鳥は概ね鸚鵡ね。

鸚鵡 | インコ目の鳥のうち、インコ類を除いたものの総称。一般に、尾が短く、体はずんぐりし、単色のものが多く、冠羽をもち、くちばしは下向きに曲がっている。人によく馴れ、人の言葉を巧みにまねる。オオバタン・キバタン・オカメインコなど。


親友の干支は辛酉だ。親友と思っているのはボクだけだけど。

辛酉 | 干支(えと)の一。かのととり。


叡智あふれる男、通称H。ちなみにこのHにはエロス的な意味は含まれていない。

叡智 | すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。


「週刊醗酵」創刊号発行。記念すべき第1回の特集は、パン。

醗酵 | (する)微生物の働きで有機物が分解され、特定の物質を生成する現象。狭義には無酸素状態で糖質が分解されること。生物体はこれにより必要なエネルギーを獲得する。生成される物質によってアルコール発酵・乳酸発酵・メタン発酵などとよぶ。酒・醤油・味噌・ビール・チーズなどの製造に利用。


急斜面に厩舎をつくったが、馬が入ったとたんにすぐ半壊した。

厩舎 | 牛や馬を飼う小屋。うまや。競馬で、馬主から競走馬を預かり、調教・管理をする所。


はい、今夜のおかずはハンバーグみたいなやつよ。
ママは料理も儘ならないまま、結婚したんだね。

儘ならぬ | [連語]思いどおりにならない。


1.さらさ 2.のみ 3.ふん(して) 4.たか(る) 5.かば(う)
6.つま(み) 7.けさ 8.つな 9.おおむ(ね) 10.おうむ
11.しんゆう 12.えいち 13.はっこう 14.きゅうしゃ 15.まま(ならない)



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