すみなすものは
言葉なりけり
駄洒落で摑む
漢検1級

 
 


就中注目すべきはツナ缶ずくしのディナーである。

就中 | [副]《「就中」を訓読みにした「なかにつく」の音変化》その中でも。とりわけ。


ただし、飯匙倩は省くものとします。

飯匙倩 | クサリヘビ科の毒蛇。毒性が激しく量も多い。全長1.2~2.3メートル。頭部は大きく三角形をし、淡灰褐色で黒褐色の斑紋がある。夜間や雨天に行動しネズミ・鳥などを捕食するが、人畜の被害も多い。奄美・沖縄諸島に分布し、近縁種にヒメハブや八重山諸島のサキシマハブ、吐噶喇(とから)列島のトカラハブなどがある。《季 夏》


然し鹿しかいないねぇ。

然し |  今まで述べてきた事柄を受けて、話題を転じるときに用いる。それはともかく。それはそれとして。


おれもズルいけど、百舌もズルいよね??

百舌 | モズ科の鳥。全長約20センチ。雄は頭部が赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面は灰褐色、下面は淡褐色。雌は全体に褐色。くちばしは鋭い鉤(かぎ)状をし、小動物を捕食。秋になると、獲物を木の枝などに突き刺して速贄(はやにえ)を作る習性があり、また、長い尾を振りながらキイキイキチキチと鋭い声で高鳴きをする。平地や低山の林縁で繁殖。もずたか。《季 秋》


縹色の花だ!縹色の料理だ!縹色の歴史的建造物だ!」
この春イチオシ!縹色ツアー!!

縹色 |  薄い藍(あい)色。浅葱(あさぎ)と藍の中間くらいの色。花色。


横で眠る妻がかれこれ1時間「グリム童話ごときが!」と囈言を言っている。

囈言 |  高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。


彼の先祖は番紅花が日本に伝来したその日の朝フランスに旅立ったそうです。

番紅花 |  アヤメ科の多年草。クロッカスの秋咲き種。葉は線形で、花後に伸びる。11月ごろ紫色の6弁花が咲く。赤い花柱は止血剤などに、また香辛料、化粧品の着色剤として使われる。《季 花=秋》


あ!見て見て!彼女に絆されたアホだ!
40年間彼女いないお前よりましだよ。

絆される | 情に引きつけられて、心や行動の自由が縛られる。


今日はもう木槿の方を向く元気がない。

木槿 | アオイ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉はほぼ卵形で、縁に粗いぎざぎざがある。夏から秋にかけて、紅紫色の5弁花が朝開き、夕方にしぼみ、次々と咲き続ける。中国・インドの原産。庭木などにし、花が白色や八重咲きなどの品種もある。はちす。きはちす。ゆうかげぐさ。あさがお。もくげ。《季 秋》


部長の心太を食べたところ転勤を命じられました。

心太 | 海藻のテングサを煮て寒天質をこし、型に流し込んで冷やし固めた食品。ところてん突きで突き出してひも状にし、酢醤油・二杯酢などをかけて食べる。夏の味覚とされる。《季 夏》


毎日毎日こんなに大量の核桃を持ってくる身にもなってくれ!!

核桃 | オニグルミの果実。また、クルミ科クルミ属の落葉高木のオニグルミ・テウチグルミなどの総称。果実は丸く、肉質の外果皮と堅い内果皮に包まれた子葉部分を食用にする。《季 花=夏 実=秋》


私がお願いしたのは白黒の轆轤ですよ。

轆轤 | 円形の陶磁器を成形するときに用いる台。上部の円盤に陶土をのせて、回転させながら種々の形を作り出す。轆轤台。


そこの若者!木乃伊の耳いらんかね?!

木乃伊 | 人間や動物の死体が腐敗せずに原形に近い状態を保っているもの。土地や空気の乾燥・寒冷などによる天然のものと、宗教上の理由から遺体の保存を望み、種々の防腐・保存処置を施して作る人工のものとがある。エジプトをはじめ世界各地にみられる。[補説]「木乃伊」とも書く。「木乃伊」は、(オランダ)mummieの漢訳で、没薬の意。


ついに八仙花の味再現か!?

八仙花 | ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1~1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼(がく)のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。八仙花(はっせんか)。しちへんげ。しようか。《季 夏》


5位、サギ!4位、鵁鶄

鵁鶄 | サギ科の鳥。全長58センチくらい。頭と背が緑黒色、翼は灰色、顔から腹は白く、頭に2本の飾り羽がある。幼鳥を星五位(ほしごい)、成鳥を背黒五位(せぐろごい)ともよぶ。夜行性で、水辺で魚・カエルなどを捕食。[補説]名は、醍醐(だいご)天皇の命によって捕らえようとすると素直に従ったので、五位を授けられたという故事に由来。


1.なかんずく 2.はぶ 3.しか(し) 4.もず 5.はなだいろ
6.うわごと 7.さふらん 8.ほだ(された) 9.むくげ 10.ところてん
11.くるみ 12.ろくろ 13.みいら 14.あじさい 15.ごいさぎ



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