すみなすものは
言葉なりけり
駄洒落で摑む
漢検1級

 
 


「キャラ設定に無理がありますでしょうか?」
温良な怨霊が枕元で真剣に聞いてきた。こわくてねれない。

温良 | [名・形動]性質などがおだやかで、すなおなこと。また、そのさま。


「キャラ設定に無理がありますでしょうか?」
温良な怨霊が枕元で真剣に聞いてきた。こわくてねれない。

怨霊 | 受けた仕打ちにうらみを抱いて、たたりをする死霊または生き霊。


ほらー!また法螺話始まったじゃん!長くなるから興味持たないでって言ったでしょ!

法螺 | 大げさに言うこと。でたらめを言うこと。また、その話。


その道は賄賂の受け渡しに使われていることからそう呼ばれている。ここにX路とY路がある。君はどっちだと思う?

賄賂 | 自分の利益になるようとりはからってもらうなど、不正な目的で贈る金品。袖の下。まいない。


迷子になったお子さんの特徴を教えてください。
はい、特徴とまでは言えませんが、生まれつき舌には古墳の形をしたくぼみがあって、歯には埴輪のデザインが描かれてます。

埴輪 | 《土で作った輪の意》4~7世紀ごろ、古墳の上または周囲に立て並べた素焼きの土製品。弥生時代の壺(つぼ)をのせる器台を起源にもつ円筒埴輪と、人物・馬・猪(いのしし)・犬・鶏・水鳥・盾(たて)・靫(ゆぎ)・蓋(きぬがさ)・家などの形をした形象埴輪に大別される。


…他には、特徴ありませんか??
シャツに希少な徽章を付けています。

徽章 | 《「徽」は旗じるし、「章」は模様の意》職業・身分・所属などを示すために帽子や衣服などにつけるしるし。バッジ。


重いで思いやりを表現するとこうなりました。
ん?どの部分が思いや…ほ!ほんとだ!何て美しいんだ。

鑓 | 長い柄の先に細長い剣(穂)をつけた武器。鎌倉末期からもっぱら戦場で用い、室町末期には道具と称して、これを重んじた。穂の形により、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤(かぎ)槍などがある。


さまざまな ボートを漕いだ 恋だった

漕ぐ | 櫓(ろ)や櫂(かい)を使って水をかき、舟を進める。


御簾を隔ててミスをする。よかった。バレずにすんで。
見えてます。クビです。

御簾 | 宮殿や神殿などに用いるすだれ。竹のひごを編み、平絹・綾・緞子(どんす)などで縁をとった目の細かいもの。


10人の男を帯で誘き出しました。
よかろう。では、2次試験だ。

誘き出す | だましてさそい出す。


2時間も芋けんぴについての講義を聞いていたら倦疲しました。

倦疲 | あきてくたびれること。倦弊。倦憊(けんぱい)。


化膿を止めることってお前に可能?
いえ、その態度では無理です。

化膿 | [名](スル)膿(う)むこと。傷口などから化膿菌が侵入して炎症を起こした状態。


午餐に大きな呉(ご)さんが呼ばれたのは大きな誤算だった。

午餐 | [名](スル)昼の食事をとること。昼食。


多すぎ!

椙 | スギ科の常緑大高木。高さ50メートル以上に達し、長寿。幹は直立し、樹皮は褐色で縦に裂ける。葉は小さい針状で、枝に密につく。早春、多数の雄花と球状の雌花とをつける。日本特産で、産地により、吉野杉・秋田杉・北山杉・屋久杉などがある。材は、木目がまっすぐで香りがあり、建築・家具などに多用される。《季 花=春 実=秋 落葉=夏》「椙」は国字。


O脚の彼女が好きだった鴨脚のきれいな季節になった。…もう一度ふたりで見たかったなぁ。

鴨脚 | イチョウの別名。


1.おんりょう 2.おんりょう 3.ほら 4.わいろ 5.はにわ
6.きしょう 7.やり 8.こ(いだ) 9.みす 10.おび(き)だ(し)
11.けんぴ 12.かのう 13.ごさん 14.すぎ 15.おうきゃく



1級編 目次






































準1級編 目次