すみなすものは
言葉なりけり
駄洒落で摑む
漢検1級

 
 


鱏鰉魚がハクチョウ座目指して海面に現れる写真展。

鱏鰉魚 | チョウザメ目チョウザメ科の魚の総称。サメと名はつくが軟骨魚ではなくて硬骨魚。体は円筒形で吻(ふん)が突き出ており、口の下に4本のひげが横に並ぶ。体には縦に5本、菱形の硬鱗(こうりん)の列がある。海産・淡水産どちらもあるが、産卵は淡水で行うため川を上る。すべて北半球に分布。卵の塩漬けはキャビアといい珍重される。


彼はエセロリコンの塘蒿好きです。ぼくが正真正銘のロリコンです!

塘蒿 | セリ科の一年草または越年草。全体に特有の香りがある。葉は不規則な切れ込みのある小葉からなる羽状複葉で、柄は肉厚。夏、緑白色の小花を多数つける。ヨーロッパの原産で、野菜として栽培。オランダみつば。きよまさにんじん。セルリー。


米かみそ汁を食べるときだけ顳顬が3倍速で動きます。

顳顬 |  《米噛(か)みの意》耳の上、目のわきの、物をかむと動く所。しょうじゅ。


寄生木に宿り凝視している鬼神と目が合ってしまいました。

寄生木 | ヤドリギ科の常緑小低木。エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生し、高さ約50センチ。茎は緑色で、二また状によく分枝し、球状になる。葉は細長くて先が丸く、対生。雌雄異株。2月ごろ黄色の小花が咲き、11月ごろ黄色や赤色の丸い実がなる。実は粘液をもち、レンジャクなどの鳥に食われ、糞(ふん)とともに種子が排出されて枝に粘着し、発芽する。同科にはヒノキバヤドリギや実が白色のセイヨウヤドリギも含まれる。


カナダから来た雀斑の少女は食べたいものを聞かれ、「ソバかスシ」と答えた。

雀斑 |  《色と形が蕎麦殻に似ていることから》顔面にできる茶色の細かい斑点。


ドバイの駑馬いる?

鮗 |  ニシン目ニシン科の海水魚。全長約25センチ。体は紡錘形で側扁する。背側が青色で数列の黒点が並び、肩部に黒斑が一つある。背びれの後端が長く伸びている。本州中部以南の沿岸に産し、食用。約10センチのものをコハダまたはツナシとよぶ。焼くと死臭がするといわれ、武士は「この城を食う」といって避け、また切腹のときに用いたという。《季 秋》


虹霓をモチーフにした工芸品、1,200万円。

虹霓 |  《竜の一種と考え、雄を虹、雌を霓・蜺としたところから》にじ。


に個々の力を終結させよう!」と書かれたボロボロの看板。

爰 | 話し手が現にいる場所をさす。


あの紳士のを盗んで来い!

籡 | 洗い張りや染色のとき、織り幅の狭まるのを防ぎ一定の幅を保たせるように布を延ばすための道具。両端に針がついた竹製の細い棒で、これを布の両端にかけ渡して用いる。しいし。


モツを取り合い縺れた仲。

縺れる | 事柄が入り組んで決着のつかない状態になる。


久しぶりにを貸したら母屋を取られた。

廂 | 建物の窓・出入り口・縁側などの上部に張り出す片流れの小屋根。軒(のき)。


多くの名だたる怪人が灰燼に帰した事件から5年が経った。

灰燼に帰す | 跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化す。


その事件と同時期に起こったウメ好きのおじいさんがウメを食べ過ぎて呻き声を上げた事件。

呻き声 | 苦しみや痛みなどのために出す低い声。


2つの事件のカギを握るのは、とち狂ったようにの実を拾い始めた立ち飲み屋の店主。

栃 | トチノキ科の落葉高木。山地に自生。葉は大きく、倒卵形の5~7枚の小葉からなる手のひら状の複葉。5月ごろ、白色で紅斑のある花が円錐状に咲く。実は丸く、熟すと三つに裂け、中にある褐色の種子は食用。近縁種にマロニエがある。庭園や街路に植栽。とち。


ウダウダ作り話ばかりして梲が上がらない店主。

梲が上がらない | 地位・生活などがよくならない。ぱっとしない。


1.ちょうざめ 2.セロリ 3.こめかみ 4.やどりぎ 5.そばかす
6.どば 7.こうげい 8.ここ 9.しんし 10.もつ(れた)
11.ひさし 12.かいじん(に)き(した) 13.うめ(き)ごえ 14.とち 15.うだつ(が)あ(がらない)



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