やせ枯れた倅。太った女房。
倅 | 自分の息子をへりくだっていう語。
この村では天牛を噛み切り、むし歯を予防します。
天牛 | 甲虫目カミキリムシ科の昆虫の総称。体は細く、長い触角をもち、大あごが頑丈で鋭い。幼虫は鉄砲虫とよばれ、樹木の材部に食い入る。種類が多く、日本でも約700種が知られる。シロスジカミキリ・キクスイカミキリ・ノコギリカミキリなど。毛切り虫。てんぎゅう。《季 夏》
階段を5歩飛ばしで上がるほど迸る衝動。
迸る | 勢いよく飛び散る。また、激しく流れ出る。噴き出る。
目をつむろう。この榁の下で永遠に目をつむろう。
榁 | 植物ネズの古名。
おかず残ったら、鯑みたいな香りのするこれと換えてください。
鯑 | 《「かど(鰊)のこ」の音変化から》ニシンの卵巣を塩漬けにしたり乾燥させたりした食品。「数の多い子」と子孫繁栄の意にとって、新年・婚礼などの祝儀に用いる。《季 新年》
ありがとうございます!これでますます枡席の客が増えます!
枡席 | 劇場・相撲場などで、方形に仕切った観客席。一枡の定員は四~七人。仕切り枡。
買えそう?ねぇ今月は鱛買えそう?
鱛 | ハダカイワシ目エソ科の海水魚の総称。アカエソ・オキエソなどがあるが、ふつうマエソをさす。マエソは全長約30センチ。体は細長く円筒状で、背部は黄褐色、腹面は白色。南日本に多く、浅海底にすむ。かまぼこの原料。→めひかり 《季 夏》
先週は筌を使いましたが、今週は筌を使いません。
筌 | 魚をとる道具。竹を筒状または底のない徳利状に編んだもの。うけ。
帽子みたいに蕪菁をかぶらないでください。
蕪菁 | カブの別名で、それより古い形。《季 冬》
今年のグランプリを決めるレース、位置どりは鵆が一番よかったんですが、クジャクが初優勝を果たしました。
鵆 | チドリ目チドリ科の鳥の総称。約60種が南極を除く世界中に分布。くちばしは短く、足の指はふつう3本。海岸や河原で、少し歩いては地をつついてえさをとる。イルカチドリ・シロチドリ・ケリ・コチドリなど。《季 冬》
食糧はとうとう薹が立った野菜だけになった。
薹が立つ | 野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎる。
朝漁り 昼怯まずに 夜寄るよ
怯む | おじけづいてしりごみする。気後れする。
鑿のみで 粋な湯呑みを こしらえる
鑿 | 木材・石材・金属などに穴をあけたり、溝を刻んだりするのに用いる工具。柄の先に刃がつき、柄頭を槌(つち)でたたくか、手で突くかして削る。刃先の形により、平のみ・丸のみ・壺のみなどがある。
早急に蒼穹を見てください。
蒼穹?夢をみるなよ。もうこの世界に青空なんてないんだ。
蒼穹 | あおぞら。蒼空。蒼天。
鎹を貸す外国の方をこの辺で見かけませんでしたか?もし勧められても絶対に借りないでください!
鎹 | 材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大釘。
1.せがれ 2.かみきりむし 3.ほとばし(る) 4.むろ 5.かずのこ
6.ますせき 7.えそ 8.せん 9.かぶら 10.ちどり
11.とう(が)た(った) 12.ひる(まず) 13.のみ 14.そうきゅう 15.かすがい