ノリノリで海苔を食べる。毒が塗られているとも知らずに。
海苔 | ウシケノリ科アマノリ属の紅藻の総称。主に海岸のしぶきのかかる岩上に生え、冬から春に生育。アサクサノリ・スサビノリなどは養殖もされる。また、アオノリなどの緑藻や、スイゼンジノリなどのカワノリも含めていう。食用。
優勝のお祝いに熊掌を食べる。毒が塗られているとも知らずに。
熊掌 | クマの手のひら。古来、中国で珍味として賞味される。
海苔と熊掌のお粥を食べてから全身がかゆい。
粥 | 水を多くして米を軟らかく煮たもの。
タラタラ鱈を食べないでよ!遅れちゃうわ!
急いで食べたいんらけど、右手がしびれてきてるんら。
鱈 | タラ目タラ科の魚の総称。あごに1本のひげがあり、背びれは三つ、しりびれは二つある。日本近海にはマダラ・スケトウダラ・コマイを産する。たいこうぎょ。《季 冬》
顔面蒼白になった人間は、そう、吐く。だって海苔を食べたんだから。
蒼白 | [名・形動]あおじろいこと。血の気がなく、あおざめていること。また、そのさま。
適タマゴを見つけた。今日は白身だけにして、黄身は明日食べよう。
適 | 偶然に。ちょうどその時。
昨日、偶タマゴを見つけた場所に来た。今日は何もなかった。
偶 | 偶然に。ちょうどその時。
地面に佳肴を書こう。どうせ食べる物ないんだから。…あれ?ちょっと待って!ここの土、甘いよ!
佳肴 | うまい酒のさかな。おいしい料理。
彫琢された宝石には目もくれず、その横にある炊飯器でお米を超炊く。
彫琢 | [名](スル)宝石などを、加工研磨すること。
彼はモラリストの称号を貰った。皮肉とも知らずに。
貰う | 贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。
どう?この銅壺でつくったお酒は?
銅壺 | 銅または鉄で作った湯沸かし器。かまどの側壁に取り付けたり、長火鉢の灰の中に埋めたりして、火気によって湯が沸くようにしたもの。
格子戸から元気な仔牛がこっちを見ている。明日売られてゆくとも知らずに。
格子 | 細い角材や竹などを、碁盤の目のように組み合わせて作った建具。戸・窓などに用いる。
これは買えればの話だが、愈、いよかんの季節だ!
愈 | 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。とうとう。ついに。
聞いたわよ!あの伴(ばん)さんが晩餐に来たんだって?
晩餐 | ごちそうの出る夕食。また、客を招いてもてなす夕食。ディナー。
お世話になった老爺が今、牢屋に居ることをあの伴さんから聞いた。
老爺 | 年をとった男性。老翁。
1.のり 2.ゆうしょう 3.かゆ 4.たら 5.そうはく
6.たまたま 7.たまたま 8.かこう 9.ちょうたく 10.もら(った)
11.どうこ 12.こうし 13.いよいよ 14.ばんさん 15.ろうや